感染力の強い梅毒でピンポン感染?

梅毒、そんな性病は過去のものでしょう?こんな間違った認識で梅毒を捉えている男性は少なくありません。

しかし梅毒は昨今急増している性病の一つであり、特にデリヘルやホテヘルなどの派遣型風俗店がその温床になっています。

皆さんも梅毒自体はご存知だと思いますが、性行為で感染する性病の一つで梅毒トレポネーマと呼ばれる細菌によって引き起こされます。

性病の中でも感染力が高い病気として知られており、デリヘルでも多く感染例が報告されている病気です。お客から女性へ、女性がまた別のお客に感染させ、感染したお客が別のキャストに感染させる、いわゆるピンポン感染がデリヘル内でも確認されています。

知らず知らずの内に貰ってしまった梅毒を、彼女やパートナーに感染させてしまうケースも多いので、デリヘル利用が多い男性は特に注意が必要な性病と言えるでしょう。

デリヘル嬢の低年齢化が原因?

梅毒の感染経路はいわゆる粘膜、皮膚との接触にあり、デリヘルのような風俗では口腔内粘膜、ペニス、膣やアナルが挙げられます。粘膜に含まれる少しの梅毒トレポネーマが傷口などを通して身体に侵入するわけなので、オーラルセックスやキス、クンニなどで感染する可能性があります。

特にデリヘルで感染例が多くなっている理由として挙げられるのが、若い女性のデリヘル流入です。もちろんデリヘルで働いている女性に年代は関係ありません。

しかし昨今、SNSなどを通じてカジュアルなキャッチコピーでキャスト募集するデリヘルが多くなり、判断力の高くない若い女性がお小遣い稼ぎで体を売る時代になってきました。

若い女性の場合は無防備なプレイにも積極的であり、なおかつ性病に関する知識がない為、性病の予防方法並びに症状が出ても気づかないことも多いのです。

またプライベートでの不純異性交遊が活発な場合も多い為、感染力が高い梅毒を貰いやすいことも危惧しなければなりません。

お店の管理体制にも問題あり!

デリヘル嬢自身の問題ももちろんありますが、梅毒をはじめとした性病感染対策に対応しきれないデリヘル店舗側にも責任はあります。

一般的にはお店は女性の性病、健康管理をする義務がありますが、デリヘルは風俗業界の中でも特にその基準がバラバラで放任主義を取るお店が多いのが問題です。

もちろん中には性病クリニックと連携したり、性病検査料金をお店側が全額または一部負担してくれるお店もありますが、それは極々一部です。

多くの店舗では衛生用品の完備のみ、そして女性負担による自主的な性病検査が推奨されているのが現状です。数千、1万円程度かかる性病検査費用は女性にとって大きな負担になり、それが梅毒感染に拍車をかけていると考えられています。

こんな症状が出たら要注意!

梅毒に一度感染すると他の性病に感染しやすくなります。特にHIVの重複感染は最も危惧するべき問題と言えます。

梅毒により粘膜部位に病変が出来てしまうと、そこからHIVウイルスが感染し、通常よりも高い確率で重複感染する可能性が出てきてしまうのです。

実際梅毒に感染していてもその症状自体に気づかない為、自分の健康被害だけでなく、デリヘル嬢やパートナーにも感染させてしまうのが厄介な問題点と言えますね。

基本的に抗生物質を飲めば完治する病気ではありますが、他の性病の重複感染を防ぎ健康を損なわない為にも、以下のような症状が出たらすぐに病院に行くべきです。

  1. 粘膜部位に痛痒いイボが発生し、時間と共に消える
  2. 鼠径部のリンパ節が腫れる
  3. 掌、足のひらに現れる薔薇状の発疹
  4. 発熱や倦怠感

特に初期に感じる症状としては@、Aが圧倒的に多いので、デリヘル利用の後に例で挙げたような症状が見られたら、すぐに性病科クリニックのドアを叩くことを推奨致します。

梅毒で命を失う時代ではなくなりましたが、それでも梅毒という病気は令和の時代にも大きな流行を見せています。甘く見ることなく梅毒という病気を知ること、そしてデリヘル利用の際はセーファーを意識し、極力女性の粘膜と生の触れ合いをしないように意識しましょう。

ホテルにデリヘルが呼べるかチェックできる「デリヘルが呼べるホテル」
デリヘルが呼べるホテル 全国データベース
このホテルデリヘル呼べるかな?と思ったら、デリヘルが呼べるホテル 全国データベース